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はじめに
マウスピース矯正を検討している方が気になることのひとつが、「痛いのかどうか」だと思います。矯正=痛いというイメージを持っている方も多いですよね。
この記事では矯正歯科で働きながら自身もマウスピース矯正中のイカ天が、マウスピース矯正の痛みはいつ・どれくらいあるのか、痛いときの対処法を、体験をもとに解説します。これから始める方の不安が少しでも和らげば嬉しいです。
マウスピース矯正の痛みはいつ?
マウスピース矯正で痛み(締め付け感)を感じやすいのは、新しいマウスピースに交換した直後です。
私の場合、ほぼ毎回、交換のたびに締め付けられるような感覚があります。特に前歯にその感覚が出ることが多いです。ただ、夕食後に新しいマウスピースへ交換すると、翌日の昼ごろまでには慣れて、気にならなくなります。
一般的にも、矯正の痛みは装置をつけてから数時間で感じ始め、1日ほどでピークを迎え、その後徐々に和らいでいくと言われています。新しいマウスピースに交換するたびにこれを繰り返しますが、多くの場合1〜2日で慣れていきます。
どれくらい痛い?
痛みの程度には個人差がありますが、私の感じ方をお伝えします。
私の場合は「痛い」というより「締め付けられる感覚」に近いです。歯全体がぎゅっと押さえられるような感じで、我慢できないほどの痛みではありませんでした。
私自身はワイヤー矯正の経験はありませんが、一般的にマウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて痛みが少ないと言われています。歯にかかる力が緩やかなためです。
ただし、これはあくまで私の場合です。感じ方には個人差が大きく、中には強い痛みを感じる方もいます。「締め付け感で済む人もいれば、しっかり痛む人もいる」と考えておくとよいでしょう。
痛いときの対処法
痛みや締め付け感がつらいときの対処法を紹介します。
硬いものを控える
痛みがあるときは、硬い食べ物を無理に噛むと痛みが強くなります。やわらかいものを選ぶと、痛みと付き合いやすくなります。
痛み止めを使う(種類に注意)
どうしても痛いときは、痛み止めを使う方法もあります。ただし種類に注意が必要です。ロキソニンやイブプロフェン系の消炎鎮痛剤は、炎症を抑える作用が強く、歯の動きを妨げる可能性があると言われています。一方、カロナールなどのアセトアミノフェン系は歯の移動を妨げにくいとされています。とはいえ、薬の服用は自己判断せず、医師や薬剤師に相談してから使うのが安心です。
ちなみに、痛み止めを使うのはどちらかというとワイヤー矯正の方が多い印象です。マウスピース矯正は痛みが比較的少ないため、痛み止めが必要になる方はそれほど多くありません。
ひどいときは受診する
痛みが強い、長引く、マウスピースが当たって痛いといった場合は、我慢せずクリニックに相談してください。
痛みは歯が動いているサイン
最後に、少し前向きな話を。
矯正中の痛みや締め付け感は、歯がしっかり動いている証拠でもあります。新しいマウスピースが歯に力をかけ、少しずつ理想の位置へ動かしているからこそ、あの感覚が出るのです。
「痛い=順調に進んでいる」と考えると、少し気持ちが楽になるかもしれません。実際、締め付け感があると「今、歯が動いているんだな」と実感できます。
まとめ
マウスピース矯正の痛みについて解説しました。
・痛みを感じやすいのは新しいマウスピースへの交換直後
・私の場合は痛みというより締め付け感で、翌日昼までに慣れる
・一般的にワイヤー矯正より痛みは少ないとされるが、個人差は大きい
・対処は、硬いものを控える、痛み止め(種類に注意)、ひどければ受診
・痛みは歯が動いているサインでもある
マウスピース矯正の痛みは、多くの場合数日で慣れていきます。痛みが心配で迷っている方も、過度に恐れる必要はありません。気になることはカウンセリングで相談してみてください。
マウスピース矯正を検討している方は、複数のクリニックでカウンセリングを比較してみてください。


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