マウスピース矯正、正直やってよかった?歯科スタッフの本音

体験談

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はじめに

マウスピース矯正を始めて、もうすぐ1年になります。これから始めようか迷っている方にとって一番知りたいのは、「実際やってみてどうだったのか」という本音ではないでしょうか。

この記事では、矯正歯科で働きながら自身もマウスピース矯正をしているイカ天が、やってよかったのかどうかを正直にお伝えします。良いことだけでなく、「こういう人はよく考えてほしい」という点も含めて、歯科で働く立場からの本音を書きます。

結論:やってよかった。ただし…

結論から言うと、私はマウスピース矯正をやってよかったと思っています。

ただ、正直にお伝えすると、私の場合はもともと歯並びがほとんど乱れていない、ごく軽度のケースでした。叢生(歯のデコボコ)と呼べるほどでもなく、本来なら矯正をしなくても困らない歯並びだったと思います。

それでも、歯が少しずつきれいに整っていくのを見ていると、やってよかったなと素直に感じます。ただし、この「ただし」の部分こそ、この記事で一番伝えたいことです。後半で詳しくお話しします。

やってよかった点

歯並びがきれいになった
やはり一番はこれです。軽度とはいえ、細かな歯のずれが整っていくのを実感でき、仕上がりに満足しています。

食後すぐに歯を磨く習慣がついた
マウスピース矯正では、食後に歯を磨いてからマウスピースを装着します。これを毎日続けたことで、食後すぐの歯磨きがすっかり習慣になりました。矯正が終わっても続けたい、良い習慣です。

大変だった点

一番大変だったのは、やはり自己管理です。

歯科で働いているので、1日20〜22時間の装着が必要なことや、食後の歯磨きが欠かせないことは、始める前からわかっていました。それでも、実際にやってみると想像以上に大変だと実感しました。

頭でわかっていることと、それを毎日続けることは別物です。外食や飲み会の日、旅行などの非日常の日は特に、装着時間の確保に気をつかいました。自己管理の大変さは、知識があっても体験してみないとわからない部分だと思います。

やった方がいい人

私の経験から、マウスピース矯正をやった方がいいと思うのは、次のような方です。

見た目にコンプレックスがある人
歯並びが気になって人前で笑えない、口元に自信がないという方は、矯正によって気持ちの面でも大きく変わると思います。

うまく噛めていない人
噛み合わせが悪く、食べ物をうまく噛めていない方は、見た目だけでなく機能面でも改善が期待できます。

重度のケースや抜歯が必要な人
歯並びの乱れが大きい方や、抜歯が必要なケースの方は、治療後の変化が大きい分、「やってよかった」と実感しやすいはずです。

よく考えてほしい人

ここが、この記事で一番お伝えしたいことです。

私のように、歯並びの乱れがごく軽度で、見た目もそれほど気にしておらず、噛むことにも困っていない方。そういう方は、矯正を始める前に一度よく考えてほしいと思っています。

なぜなら、矯正治療にはリスクもつきものだからです。たとえば歯茎が下がる歯肉退縮や、歯の根が短くなる歯根吸収、治療後の後戻りなど、どんな矯正にも一定のリスクがあります。また、費用も時間もかかり、毎日の自己管理も欠かせません。

私自身はやってよかったと思っていますが、それは結果的に満足できたからです。困っていないのであれば、「やらない」という選択も十分にあり得ます。

得られるもの(リターン)と、負うもの(リスクや負担)をよく比べて、自分にとって本当に必要かどうかを考えてみてください。

まとめ

マウスピース矯正をやってよかったか、正直にお伝えしました。

・私は軽度だったが、きれいになっていくのを見てやってよかったと感じている
・よかった点は、歯並びがきれいになったことと、食後の歯磨きが習慣化したこと
・大変だったのは自己管理。知識があっても、やってみて実感した
・見た目にコンプレックスがある人、噛めていない人、重度・抜歯ケースの人はやる価値が大きい
・軽度で困っていない人は、リスクとリターンをよく考えてから決めてほしい

矯正は、やれば必ず幸せになれるものではありません。だからこそ、自分にとって必要かどうかを納得したうえで始めることが大切です。迷っている方は、まず専門家に相談して、自分の歯並びの状態やリスクを聞いてみてください。

自分に矯正が必要か迷っている方は、カウンセリングで歯並びの状態やリスクを相談してみるのもひとつの方法です。

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