マウスピース矯正中の口臭が気になる?原因と対策【歯科スタッフが解説】

矯正の基礎知識

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はじめに

マウスピース矯正中、「もしかして口臭がしてるかも?」と気になったことはありませんか?マウスピースを長時間つけていると、自分の息やマウスピースのにおいが気になることがあります。

この記事では、矯正歯科で働きながら自身もマウスピース矯正中のイカ天が、矯正中に口臭が出やすい原因と、その対策をお伝えします。

マウスピース矯正中は口臭が出やすい?

矯正歯科で働いていて感じるのは、マウスピース矯正中は口臭が出やすくなる傾向があるということです。

私自身も、たまに自分の息やマウスピースのにおいが気になることがあります。マウスピースは1日20時間以上も口の中に入れているものなので、においが出やすいのは自然なことかもしれません。

口臭の原因

マウスピース矯正中の口臭の主な原因は、次の3つが考えられます。

マウスピースの汚れ
マウスピースには、唾液や食べかす、プラーク(歯垢)などの汚れがつきます。洗わずに使い続けると、それがにおいの原因になります。

歯の磨き残し
歯に汚れが残ったままマウスピースをつけると、その汚れがマウスピースの中に閉じ込められてしまいます。長い時間そのままになることで、においが出やすくなります。

唾液の自浄作用が働きにくい
唾液には、口の中の汚れを洗い流す働きがあります。ですが、マウスピースを装着している間は歯が覆われているため、唾液が歯に行き渡りにくくなります。そのぶん汚れがたまりやすくなるのです。

対策①:マウスピースのお手入れ

まず大切なのは、マウスピースそのものを清潔に保つことです。

水と歯ブラシでやさしく洗う
基本は、1日1回、歯ブラシと水でマウスピースをやさしく洗うことです。私もこの方法でお手入れしています。

このとき、歯磨き粉は使わないようにしましょう。歯磨き粉に含まれる研磨剤でマウスピースに細かい傷がつき、そこに汚れがたまりやすくなって、かえってにおいの原因になります。また、熱いお湯で洗うとマウスピースが変形するおそれがあるので、水かぬるま湯を使ってください。

洗浄剤を使うのもひとつの方法
私が働くクリニックでは、においや汚れが気になる方には、マウスピース用の洗浄剤を使うことも勧めています。歯ブラシだけでは落としきれない汚れやにおいのケアに役立ちます。

ちなみに私自身は、マウスピースを1週間ごとに新しいものに交換しているので、水と歯ブラシでのお手入れで十分だと感じています。交換の頻度や、においの気になり具合に合わせて選ぶとよいでしょう。

対策②:装着前の歯磨きとフロス

マウスピースをきれいにしても、歯に汚れが残っていては意味がありません。マウスピースを装着する前は、必ず歯磨きをしましょう。

特に歯と歯の間は、歯ブラシだけでは汚れが残りやすい場所です。マウスピース矯正なら、外したときにフロスも普通に使えるので、歯磨きにフロスをプラスすると、より汚れを落とせます。

外出先などですぐに歯磨きができないときは、しっかり口をゆすいでから装着し、帰宅後に改めて歯を磨くようにしましょう。

まとめ

マウスピース矯正中の口臭について、原因と対策をまとめました。

・マウスピース矯正中は口臭が出やすい傾向がある
・原因は、マウスピースの汚れ、歯の磨き残し、唾液の自浄作用が働きにくいこと
・マウスピースは水と歯ブラシでやさしく洗う(歯磨き粉・熱湯はNG)
・においが気になる場合は洗浄剤を使うのもひとつの方法
・装着前は歯磨きとフロスで、歯の汚れをしっかり落とす

口臭は自分では気づきにくいものですが、毎日のちょっとしたケアで防ぐことができます。気持ちよく矯正生活を送るためにも、ぜひ習慣にしてみてください。

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