はじめに
マウスピース矯正は見た目が目立たないのが魅力ですが、調べていると「アタッチメント」という言葉が出てきて不安になった方もいるのではないでしょうか。歯に何か付くの?目立つんじゃないの?と気になりますよね。
この記事では矯正歯科で働きながら自身もマウスピース矯正中のイカ天が、アタッチメントとは何なのか、実際に付けてみて目立つのかを解説します。
アタッチメントとは?
アタッチメントとは、歯の表面に取り付ける小さな突起のことです。
役割をひとことで言うと、マウスピースの苦手な動きを補助するものです。マウスピースは透明で目立たない代わりに、力のかけ方に限界があります。その弱点を補うために、歯に突起を付けてマウスピースがしっかり力を伝えられるようにしています。
アタッチメントが付くかどうか、いくつ付くかは歯並びや治療計画によって変わります。
マウスピースが苦手な動きって?
ではマウスピースの苦手な動きとは、具体的にどんな動きなのでしょうか。
代表的なのがこの2つです。
・挺出(ていしゅつ)
歯を歯茎から引っ張り出す方向の動きです。マウスピースは歯を上から押さえて押し込む動きは得意なのですが、逆に引っ張り出す動きは苦手です。
・ローテーション(回転)
歯をねじるように回転させる動きです。こちらもマウスピースだけでは力が伝わりにくい動きになります。
こうした動きが必要な歯に対して、アタッチメントを付けることでマウスピースがしっかり歯を掴めるようになり、計画通りに動かせるようになります。
アタッチメントの形と数
アタッチメントの形は四角いものが多い印象ですが、実際にはドクターの方針や治療内容によって様々です。色は白いため、歯に馴染んで目立ちにくくなっています。
数についても人によって大きく変わります。参考までに、私自身は10個弱のアタッチメントが付いています。
ちなみに3本目の記事でも触れましたが、アタッチメントは多ければいいというものでもありません。多すぎるとマウスピースが外しにくくなり、少なすぎるとマウスピースのフィッティングや保持力に影響が出ます。治療計画に応じて適切な数が決められています。
付けるときはどんな処置?
アタッチメントを付けると聞くと、歯を削るのでは?と心配になる方もいると思いますが、歯を削ることはありません。
歯の表面に専用の材料を盛り付けて固める処置になります。形を整えるために削る工程はありますが、削るのはあくまで盛り付けた材料の方で、歯そのものにダメージはありません。
時間は付ける数によりますが、私のように10個ほどであれば20分程度で終わります。痛みもまったくないので、身構える必要はありません。
実際目立つ?
結論から言うと、私自身はまったく気になりません。
アタッチメントは白いので歯に馴染みますし、マウスピースを装着するとさらに目立たなくなります。10個弱付いている私でも、日常生活で気になったことはありません。
ただし職場で患者さんを見ていると、付けた直後は驚く方が多いのも事実です。特に前歯にアタッチメントが付く方は、鏡を見たときのインパクトがあるようです。
とはいえ数日もすれば慣れてしまいますし、周りから指摘されることもほとんどありません。事前に「こういうものが付く」と知っておくだけで、心構えは全然違うと思います。
まとめ
マウスピース矯正のアタッチメントについてまとめました。
・歯の表面に付ける小さな突起で、マウスピースの苦手な動きを補助するもの
・挺出(引っ張り出す)やローテーション(回転)などの動きを助ける
・形は四角が多いがドクターによる。色は白くて目立ちにくい
・付けるときに歯を削ることはなく、痛みもない
・実際に付けてみて、私はまったく気にならない
アタッチメントと聞くと身構えてしまうかもしれませんが、目立ちにくく痛みもないので心配いりません。マウスピース矯正を検討している方の参考になれば嬉しいです。


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