はじめに
歯並びを整えるなら、ついでに歯も白くしたい。そう考える方は多いのではないでしょうか。実際、矯正歯科で働いていると「矯正中にホワイトニングってできますか?」と聞かれることがあります。
この記事では、矯正歯科で働きながら自身もマウスピース矯正中のイカ天が、矯正中のホワイトニングについて、おすすめのタイミングと注意点をお伝えします。
結論:ホワイトニングは矯正後がおすすめ
結論から言うと、ホワイトニングは矯正が終わってから行うのがおすすめです。私が働くクリニックでも、矯正中にホワイトニングについて聞かれた場合は、矯正後をおすすめしています。
クリニックによっては矯正とホワイトニングをセットにしたプランを用意しているところもありますが、仕上がりのきれいさを考えると、矯正後の方が安心です。
矯正中をおすすめしない理由
一番の理由は、アタッチメントの部分が白くならないことです。
マウスピース矯正では、歯の表面にアタッチメントという小さな突起をつけることがあります。ホワイトニングは歯そのものの色を明るくするものなので、アタッチメントに覆われている部分には効果が届きません。
そのため、矯正中にホワイトニングをしてからアタッチメントを外すと、アタッチメントがついていた部分だけ元の色のまま残り、日焼け跡のように形が浮き出て見えてしまうことがあります。ゴムかけ用のボタンをつけている場合も同じです。
せっかく白くしても色ムラになってしまっては、満足のいく仕上がりにはなりません。
ワイヤー矯正でも同じ
これはマウスピース矯正に限った話ではありません。表側のワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットという装置を接着しています。そのため、ブラケットの部分だけ白くならないという同じ問題が起こります。
マウスピース矯正でもワイヤー矯正でも、ホワイトニングは装置を外したあと、つまり矯正が終わってからにするのが基本です。
矯正中にできる着色対策
ホワイトニングは矯正後まで待つとしても、矯正中にできるだけ歯を着色させない工夫はできます。
マウスピースをつけたまま色の濃い飲み物を飲まない
コーヒーや紅茶などをマウスピースをつけたまま飲むと、歯とマウスピースの間に飲み物がたまり、着色の原因になります。マウスピース装着中は、基本的に水だけにしておきましょう。
飲食のあとは歯磨きやうがいを
色の濃いものを飲んだり食べたりしたあとは、歯磨きをするか、難しければ口をゆすいでおくだけでも違います。
通院時にクリーニングを相談する
着色汚れが気になる場合は、通院のときにクリーニングをしてもらえるか相談してみるのもひとつの方法です。
私も矯正後に検討中
実は私自身も、矯正が終わったらホワイトニングをしようかと検討しています。
歯並びがきれいに整ってくると、今度は歯の色も気になってくるものです。せっかくなら歯並びも色も両方きれいにしたい、という気持ちはよくわかります。
ただ、ここまでお伝えしたように、アタッチメントがついている今の状態でホワイトニングをすると、色ムラになってしまいます。なので私も、アタッチメントを外して矯正が完了してから、改めて考えるつもりです。実際にやってみたら、またこのブログで報告したいと思います。
まとめ
矯正中のホワイトニングについてまとめました。
・ホワイトニングは矯正が終わってからがおすすめ
・矯正中にすると、アタッチメントの部分だけ白くならず、日焼け跡のような色ムラになることがある
・ワイヤー矯正でもブラケットの部分で同じことが起こる
・矯正中は、色の濃い飲み物に気をつけ、飲食後のケアで着色を防ぐ
歯並びが整ってから白くすれば、仕上がりの満足度もぐっと上がります。ホワイトニングを考えている方は、矯正が終わるまで少しだけ待ってみてください。


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