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はじめに
マウスピース矯正は、少しずつ形の違うマウスピースを交換しながら歯を動かしていく治療です。「どれくらいの頻度で交換するの?」「自分で換えるの?」など、交換について気になる方も多いと思います。
この記事では矯正歯科で働きながら自身もマウスピース矯正中のイカ天が、マウスピースの交換頻度やタイミング、注意点について解説します。
マウスピースの交換頻度は1〜2週間ごと
マウスピースの交換頻度は、一般的に1〜2週間に1回です。
もともとインビザラインは2週間ごとの交換が基本でしたが、メーカーが「医師の判断で1週間ごとの交換でもよい」と認めたことで、今は1週間交換を採用するクリニックも増えています。歯が順調に動いている場合は1週間ごと、慎重に動かしたい場合は2週間ごと、というように調整されます。
ちなみに私が働くクリニックでは、最初の2枚は装着に慣れるための期間として2週間交換にし、その後は1週間交換で進めています。このように、治療の段階によって交換ペースを変えることもあります。
1枚のマウスピースで動かせる歯の距離はごくわずか(最大0.25mm程度)で、これを繰り返すことで少しずつ歯を動かしていきます。
交換は自分で行う
マウスピースの交換は、通院時に毎回行うわけではありません。基本的には、決められた日数が来たら自分で次のマウスピースに交換していきます。
通院の間隔は1〜2ヶ月ごとが多く、その間に使う複数枚のマウスピースをまとめて渡されます。あとは、指示された交換ペース(私のクリニックの場合は1週間ごと)に沿って、自分で順番に交換していく流れです。
通院時には、歯が計画通りに動いているか、マウスピースがしっかり合っているかを確認してもらいます。そして次の通院までのマウスピースを受け取る、という繰り返しになります。
交換は夜(夕食後)がおすすめ
新しいマウスピースへの交換は、夜、夕食後のタイミングがおすすめです。
理由は、1日のうちで最も装着時間が長く確保できるのが、夕食後から翌朝までだからです。
新しいマウスピースに交換した直後は、まだ歯にしっかりフィットしておらず、締め付けられるような感覚があります。この「まだ硬くて、変形もしていない、力がしっかりかかる状態」のマウスピースを、一番長く装着できる夜〜朝の時間帯に使う方が、効果的に歯を動かせるのです。
逆に朝に交換すると、日中の食事などで外す時間が多く、新しいマウスピースが本来の力を発揮しにくくなります。交換は夜、と覚えておくとよいでしょう。
注意点:自己判断で交換を早めない
「早く治療を終わらせたい」という気持ちから、決められた日数より早く次のマウスピースに交換したくなるかもしれません。ですが、自己判断で交換を早めるのは避けましょう。
マウスピース矯正の計画は、決められた交換ペースと装着時間を守ることを前提に作られています。勝手に早めると、歯が計画通りに動かず、かえって治療期間が延びてしまうことがあります。
また逆に、装着時間が足りていない場合は、交換を予定より遅らせることもあります。歯がしっかり動いてから次に進むためです。交換ペースに迷ったら、自己判断せず歯科医師の指示に従いましょう。
まとめ
マウスピースの交換について解説しました。
・交換頻度は一般的に1〜2週間ごと(治療段階で変わることも)
・通院は1〜2ヶ月ごと。その間は決められた日に自分で交換
・交換は装着時間を長く確保できる夜(夕食後)がおすすめ
・自己判断で早めない。装着時間が短ければ遅らせることも
正しい交換ペースを守ることが、計画通りに治療を進める近道です。交換について不安があれば、通っているクリニックに相談してみてください。
マウスピース矯正を検討している方は、複数のクリニックでカウンセリングを比較してみてください。


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