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はじめに
矯正治療は数ヶ月から数年単位で続く長い治療です。だからこそ、始める前にマウスピース矯正とワイヤー矯正それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解しておくことがとても重要です。
理解が不十分なまま治療を始めると、思っていたのと違うとストレスになり、治療がうまく進まないこともあります。また歯並びや噛み合わせの状態、クリニックによってはワイヤー矯正でないと対応が難しいケースもあります。
どちらでも治療できる場合は、自分に合った方法を選べるよう、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
マウスピース矯正のメリット
・見た目が目立たない
透明なマウスピースを使うため、装着していても気づかれにくいです。
実際に私もマウスピースをしていることを人に伝えても至近距離まで近寄って、そこでやっと確認してもらえることが何度もありました。
・痛みが少ない
歯への力が緩やかなため、痛みを感じにくい方が多いです(個人差あり)。
私の感じ方としては、新しいマウスピースに付け替える時に半日くらい締め付けられる感覚があるくらいで痛みという痛みは感じませんでした。
・取り外せるため歯磨きがしやすい
フロスも普通に使えるため、虫歯や歯周病のリスクを下げられます。
・違和感が少ない
多くの方が1週間程度で慣れてきます。
最初はしゃべりにくかったですが、これもすぐ慣れてきます。
・通院頻度が少なめ
ワイヤー矯正より通院回数が少ない場合が多いです(クリニックや治療状況によって異なります)。
私の所では、装着時間も守って順調に進んでいる患者さんは2ヵ月に1回の通院頻度です。
・3Dシミュレーションで治療後のイメージを確認できる
治療のゴールが見えた状態で始められるので安心感があります。
マウスピース矯正のデメリット
・付け外しの面倒さ
基本的に1日20〜22時間以上の装着が必要です。食事のたびに外して、食後はすぐ歯磨きをして装着しなおすことで歯が動いていきます。外食時は食後すぐに歯磨きできない場面もあるため、その場合はしっかり口をゆすいで装着し、帰宅後すぐ歯磨きをするようにしています。
・マウスピース装着中は基本的に水しか飲めない
砂糖が入った飲み物は絶対NGです。歯とマウスピースの間に滞留して虫歯の原因になります。私自身は自然と水しか選ばなくなりました。たまにブラックコーヒーやお茶をつけたまま飲むこともありますが、着色の原因になると言われています。ただしマウスピースは基本1週間で交換するため、着色はそこまで気になったことはありません。
・適応できる症例に限りがある
軽度〜中度の歯のデコボコ(叢生)、すきっ歯、軽度な出っ歯や受け口が主な適応範囲です。症例によってはワイヤー矯正でないと対応が難しい場合もあります。
・医師の技術に治療効果が左右される
マウスピース矯正はワイヤー矯正より難しいとされており、医師の知識と技術が重要です。最近はSNSに症例を載せている医師もいるので、事前に確認するのがおすすめです。
ワイヤー矯正のメリット
・自己管理が不要
ワイヤー矯正は歯科用接着剤で歯に固定するため、自分で取り外すことができません。月に一度歯科医師やスタッフが調整することで歯が動いていきます。いい意味で言えば、勝手に歯並びがよくなっていくイメージです。
・適応できる症例の幅が広い
マウスピース矯正では対応が難しい重度の症例にも対応できます。
ワイヤー矯正のデメリット
・見た目が目立つ
金属のワイヤーが見えるため、見た目が気になる方も多いです。
・痛みや違和感がある
調整後は痛みを感じやすく、数日続く場合もあります。
装置が頬の内側に当たって口内炎ができることもあります。
・食事の制限がある
粘着性のある食べ物や硬い食べ物はワイヤー装置が外れたり壊れたりする原因になるため避ける必要があります。
・虫歯や歯周病のリスクがある
取り外しができないため磨きにくい箇所があります。特に歯肉側はしっかり磨く必要があります。
・通院頻度が多い
マウスピース矯正に比べて通院回数が多く、基本的に月に一度の通院が必要です。
結局どっちがいい?
個人的な意見としては、マウスピース矯正の「付け外しの面倒さ」と「1日20〜22時間以上の装着」、この2つがクリアできる方にはマウスピース矯正をおすすめします。
逆にそれが難しいという方は、自己管理不要なワイヤー矯正にした方が絶対いいです。
それぞれのメリット・デメリットを比較しても、マウスピースで治療できるならマウスピースを選んだ方がメリットは多いと私は思います。
まとめ
マウスピース矯正とワイヤー矯正、それぞれにメリット・デメリットがあります。大切なのは自分の症例や生活スタイルに合った方法を選ぶことです。
マウスピース矯正が気になった方は、インビザラインに力を入れているクリニックでカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。


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